NW-7

(sample)

 1972年にモナークマーキング社によって開発された比較的初期の バイナリーレベルバーコード
 Narrow(狭い)とWide(広い)の2種類の7本の黒・白バーで構成されるのでこの名が付けられた。一般には CODABAR とも呼ばれる。
 比較的単純なバーの構成と、 ディスクリート型で ギャップにゆとりがあることからナンバリング印刷が容易なため、血液の管理用、宅配便の配送伝票、図書の管理用、郵便書留の管理用など、連番印刷の必要なものに多用されている。
スタート、ストップキャラクタは a, b, c, d の4つのキャラクタの組み合わせ、合計16種から選んで使用することができ、この組み合わせでデータの内容を表すことができるのが特長。
チェックデジットは特に必要としないが、使用する場合はこれも連番印刷が簡単な7チェック、9チェックが多用される。
 日本では1994年に JIS X 0503 として規格化された。

■ 概要

 ●キャラクタ・セット    4種のスタート・ストップキャラクタ
数字、10種のアルファベットと記号
 ●コードタイプ ディスクリート
 ●シンボル長さ 可変長
 ●自己チェック機能 有り
 ●チェックデジット 特に必要としない
 ●キャラクタ密度 約5字/cm

キャラクタ構成

[NW-7 のキャラクタ構成]


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