(物流識別コード)

■パッケージインジケータ P.I.

  0    家電製品など大型商品の1個入り(単品梱包)
  1〜8  同一商品で入り数などの相違を示す。
       ※包装形態が1種しかない場合、 及び最も出荷量の多い包装形態の場合を1とする。
  9    通常使用禁止(アドオンバージョンが付加されていることを示す)

●P.I.の付け方(参考)
 P.I.(パッケージインジケータ = 梱包形態)はITF-16の「物流識別コード」と実質的には同じ意味ですが、ITF-16では2桁使えた識別コードが実質8種類だけになりますから、従来「おまけ付き」「POP入り」「季節商品」などと細かく分類していたものは「文字表示」に置き換えて、はっきりと「入り数」の分類に絞った方がよいでしょう。  次にP.I.ごとに付番の例を示します。

P.I.0
■家電製品などの大型商品の1個入り(単品梱包)を示します。

●従来は「詰め合わせ梱包」に使用していましたが、詰め合わせの表示が無くなりましたから、詰め合わせの場合は内容商品のJANコードと異なったアイテムコードを付けてください。

P.I.1
■対象とする商品の入り数が1種類しかない場合に付けてください。

■外箱と内箱がそれぞれ1種類の場合に「外箱」に付けてください。

■外箱の入り数が何種類もある場合、一番多く出荷する入り数に付けてください。

●従来の識別コード「010」を付けていたものはこの「1」に付け替えることをお奨めします。

P.I.2
■外箱と内箱がそれぞれ1種類の場合、「内箱」に付けてください。

P.I.2〜8
■外箱の入り数が何種類もある場合、よく出荷する順などで「1」に続けて付けてください。

●商品のアイテム数が多い場合、どの商品にも同じ入り数には同じP.I.を付けておいた方が管理しやすいでしょう。

P.I.5
■入り数が異なる外箱が何種類もある場合、内箱の番号をこの番号から始めればよいでしょう。

P.I.6〜8
■内箱の入り数が何種類もある場合、「5」に続けて付ける とよいでしょう。

P.I.8
●従来「8」はリザーブで使用出来ませんでしたが、ITF-14では使用出来るようになりました。

P.I.9
■ITF-14の後に内容物の重量を示す6桁のアドオンコードがつく場合に使用します。

●アドオンコードは枝肉やハムなど、梱包ごとに重さが変わるものに付けますが、我が国ではあまりそれを利用する例がないので、使用しないでください。

※P.I.の付け方については「0」と「9」以外ははっきりとした決まりはありません。
 以上の例はあくまで弊社が推奨する「参考」としてご覧下さい




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