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UCC / UCC／EAN-128 / UPC / UPCケースコード/ UPC・EAN共通仕様書
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UCC

<Uniform Code Council Inc.>

アメリカ・カナダの商品コード管理機関。


UCC/EAN-128

UCCと EANが国際的な整合性に配慮して 規格化に取り組んでいる物流のための補足コード。
A. I. 00 以外は集合包装のケースコード、 または標準物流シンボルと併記して、 それに表しきれない各種の商品情報を表すのに用いる。
バーコードはCODE-128を用い、 CODE-128のスタートコードの次に FNC1 の キャラクタを入れて スタートキャラクタセットとし、 UCC/EANの 補足コードであることを示す。
スタートキャラクタセットの次の2桁は特定アプリケーション識別子 （A. I. (Application Identity)）と呼び、 コードの表す内容を示す。
特定アプリケーション識別子の表す内容は、
00 輸送容器用連続コード
独立して使われるコードで、 個々の輸送用包装の識別を目的としている。 A. I. の次の1桁は 包装形態（パレット、コンテナ等）を示し、 その次の 7 桁は EAN のフラグと メーカーコード、 その次に 9 桁のシリアルナンバーが入る。
10 バッチナンバー
A. I. 10 は バッチナンバーのみであることを表す。
11 製造年月日を表す。
13 包装日を表す。
15 保証期限を表す。
17 販売期限を表す。
※以上はバッチナンバーと組み合わせて用いる。
20 変種となる商品
梱包形態などが異なったりする変種の商品に用いる。 この他決定済み、検討中の 各種のA. I.がある。

UPC

<Universal Product Code>

1970年に米国フードチェーン協会が食品の統一商品コードとして作った UPGIP を元にして、1973年にアメリカ、カナダを対象として制定された 統一商品コードの草分け。
AバージョンはNS1桁、メーカーコード5桁、 アイテムコード5桁、 チェックデジット1桁の合計12桁で構成されている。
アメリカ・カナダでは12桁のこの UPC を基本にしたシステムが普及しているので、 現在13桁のEANシンボルが使えないため、 両国への輸出商品には UPC のメーカーコードを 取得して、UPC シンボルを表示しなければならないが、 2005年を目処に UPC と EAN の互換性の実現が 図られている。


UPCケースコード 　ＵＰＣ Ｃaｓｅ Ｃｏｄｅ

標準物流シンボルの原型となった米国の物流用の バーコードシンボル。
段ボールケースなどの集合包装に内容商品の UPCコードの前に EANとの整合性をもたせるため 0 を付け、 さらにその前に入り数などを示す1桁の識別コードを付加して 内容商品と入り数を表す。

（→標準物流シンボル）


ＵＣＣ／ＥＡＮ共通仕様書　ＥＡＮ／ＵＣＣ　General　Specifications

国際ＥＡＮ協会とアメリカのＵＣＣが取り扱うバーコードをはじめとする自動データ認識技術に関するコードやシンボル、アプリケーションにおける処理等をまとめた仕様書のこと。
この仕様書によって国際商取引などに使用するフォーマットを統一するのが目的。
現在発表されている仕様書の明細は次の通り。

１．ＥＡＮ／ＵＣＣシステムの基本と原則

　　１　はじめに
　　２　標準ナンバー構造
　　３　データキャリア
　　４　データスタンダード
　　５　システムアプリケーションの領域
　　６　デコードされたデータの自動処理

２．システムアプリケーションの領域

　　１　取引アイテムのナンバリングとシンボルマーキング
　　２　輸送単位のナンバリングとシンボルマーキング
　　３　資産のナンバリングとシンボルマーキング
　　４　ロケーションのナンバリングとシンボルマーキング
　　５　サービス関係のナンバリングとシンボルマーキング
　　６　特別なアプリケーションのナンバリングとシンボルマーキング

３．エレメントストリングの定義

　　１　はじめに
　　２　ＥＡＮ／ＵＰＣシンボロジー；ＵＰＣ−Ａ、ＵＰＣ−Ｅ、ＥＡＮ−１３シンボルフォーマット
　　３　ＥＡＮ／ＵＰＣシンボロジー；ＥＡＮ−８シンボルフォーマット
　　４　ＥＡＮ／ＵＰＣシンボロジー；２桁及び５桁のアドオン
　　５　ＩＴＦ−１４シンボル
　　６　ＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８シンボロジー
　　４．有効なメッセージを形成するエレメントストリングの組合せ

５．データキャリア

　　１　ＥＡＮ／ＵＰＣシンボロジーの仕様
　　２　ＩＴＦ−１４シンボロジーの仕様
　　３　ＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８シンボロジーの仕様
　　４　作成及び印刷の品質に関する指針

６．シンボルロケーションに関する指針

７．ＥＤＰアプリケーションにおけるシステム処理

　　１　はじめに
　　２　メッセージ処理の概要
　　３　システムの一貫性に関する電子メッセージの有効度
　　４　ユーザ要件に関する電子メッセージの有効度
　　５　ユーザアプリケーションにおける重量及びメジャーの変換
　　６　データベースにおける取引アイテム識別ナンバーの連携
　　７　データキャリアで表示されるエレメントストリング
　　８　特定の健康産業製品向けの二次データ
　　９　ＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８バーコードシンボルからのデータの処理

８．用語集

この『ＥＡＮ／ＵＣＣ標準仕様書』は（財）流通システム開発センターから近日出版される予定です。
問い合わせは　電話（０３）５４５４−８５０５（財）流通システム開発センターまで。



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